【初心者必見】穴釣りのノウハウについて教えます。穴釣りはコスパ最強の釣り。高級魚がやり方次第で大量に釣れる!
テトラポットから釣る穴釣りはとても楽しいもので、数年前から初めて、いまだにはまっています。
しかし、一歩間違えば、穴に物を落として回収不能になったり、穴に転落して大ケガをしたりと、安全対策は欠かせません。
穴釣りには高価では無くとも必要な道具と知識が必要ですのでご紹介させていただきます。
①竿
竿ですが、テトラ用の1メーター強の竿と、安いものでよいので4号程度のナイロン糸を巻き付けたリールを用意します。
ちなみに竿が長いとテトラに竿をぶつけまくることになり、竿がぐちゃぐちゃになってしまいますので長い竿はおすすめしません。
②リール、ライン
リーダーは個人的には必要なく、メインのラインでオモリも針もつけています。
市販のブラクリをメインのラインにつけて使うのも良いと思います。
③オモリ
オモリは5号から15号程度の物を使います。
波が穏やかなときは号数低めの物を使えば良いのですが、波が荒いときに低い号数の物を使うと、波に針が流されてしまい釣りになりませんのでご注意を。
④針
針は小さくても少し大きめのものでも大丈夫です。ただ、あまり小さいと飲み込まれてしまうことも多くなるので、釣れては飲まれた針を外しての繰り返しになり、非効率になってしまうため注意が必要です。
⑤エサ
餌については、オキアミが手間がかからずコスト的にも良いと思います。
他にもサンマの切り身やアジの切り身でも通用します。
小アジ釣りで余った小アジをカットして穴釣りの餌にする方法もあります。
これで釣りをするための道具が揃い、いよいよ穴釣りだ!となるところですが、さらに揃えるべきものがあります。
⑥スパイク長靴
穴釣りをするためにテトラポットに登る、移動するための必須アイテムです。
これがあるとないとでは、テトラ上の足元の不安がいってくるほど違うものです。
晴れた日にはクロックスでも滑りにくいですが、やはり、テトラは波で結構濡れていたり、海藻が付着していたりして滑るものですので、スパイク長靴は必須アイテムです。
値段的にはホームセンター等で2000円程度だと思います。(釣りのブランド品だともう少し高価になります。)
⑦ライフジャケット
ライフジャケットも、もしもの転落のために必要なものです。
ライフジャケットの中に小物を収納できる物を選ぶととても便利です。
⑧脱落防止ひも
これも必須アイテムです。
身につけていた糸切りバサミや、フィッシュキャッチャーなど穴釣りにおいては、簡単に落下します。
体が穴に向かって釣りをする体勢を取るからだと思いますが、穴釣りをする上で、必ず、身につけている道具については脱落防止のひもをつけましょう。
なお、ひもについては、100円均一で売っている脱落防止用のコードがいろいろ市販されているので、それを装着して使うとよいでしょう。
ちなみに、穴釣り現場に財布と携帯電話等重要な物は持たない方がよいです。
落ちる可能性があります。
私も車の鍵を穴に落として大変な目にあったことがあります^^;
そこらへんは気をつけてください!
⑨スーパーの袋
これは私のやり方ですが、着ているライフジャケットの両腰紐のあたりにスーパーの袋をくくりつけて、左側は魚を入れる用。右側は餌を入れる用に使っています。
何かと穴を順番に探る釣りですので、移動も結構なものになります。
釣ってはクーラーボックスに戻り、釣っては戻りを繰り返していては結構大変だと思いますので、一定量の魚は腰につけたスーパーの袋に入れるようにすると効率が良くなります。
⑩帽子
これも釣りの必須アイテムです。
日差しが照っているときは、頭を保護することが重要です。
熱射病防止のためにも、防止はかぶることをおすすめします。
ここまでは、必要だなと思われる道具を紹介しましたが、次に具体的な穴釣り方法についてご説明します。
①まず、餌をつけたオモリ付きの針をテトラの穴のそこまで落とします。
②そして、10秒から1分程待ちます。
③釣れなければ次の穴へ移動し、次の穴で同じように穴釣りをします。
以上です。
とても簡単ですよね。
ちなみに前述した餌を投入してからの待ち時間については、本当に大体1分以下位の時間で良いと思います。
根魚は貪欲な魚ですので、もし、餌を投入した穴に根魚がいれば、数十秒以内には必ずあたりがあります。
はっきり言って、餌を投入してからすぐにかかります。
もししばらくしてかからなければ、そこには魚はいないと判断しても結構です。
置き竿をしてもあまり意味がありません。
それほど根魚は食に貪欲なのです。
ですので、次から次へと穴を移動するのが穴釣りの基本的な方法になります。
また、アタリがないのに餌がなくなるという現象がよく起こりますが、これは
夏場にフグがおとした穴に現れた場合
になります。
その場合はその穴から退避して、次の穴を狙ったほうが得策になります。
フグは一度餌を食べたら、しばらくそのへんを徘徊し続けますので、次の穴を狙いに行ったほうが良いと言えますので注意してください。
また、根魚マンションというものがあります。
これは、一つの穴で大量の根魚がいるケースがあるということです。
よくあるのが、仕掛けを落とした穴が、他の穴より深くまで入っていくパターンです。
この場合は、ほかの穴よりもひとつの穴でたくさん釣れることがあります。
よって、ひとつの穴に1匹しかいないというわけではなく、ひとつの穴で1匹釣れたら、釣れなくなるまで、同じ穴で続けるというのも方法の一つだと思いますので参考にしてください。
釣れる魚は
どれも高級魚でおいしい!
という魅力的な魚が釣れる穴釣りです。
いかがでしたでしょうか。
準備する道具にしても高価なものは必要ではなく、必要となるものを準備するだけで、高級魚が釣れ、引きも結構強いもので、釣り味も最高です。
コスパが良い穴釣り。
安全に、穴釣りライフを楽しみましょう!